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寝る間も惜しんで読んだノンフィクション作品ベスト3を教えて! に参加中!
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できることなら1年くらい異国の時間の流れに身を任せる旅がしたいと目論んでいる今日も胃腸の調子が気になる中年サラリーマンです。今年のゴールデンウィークは、とあるサラリーマン的回避困難な事情から遠出の予定が立てられなかったので、井の頭公園のベンチを陣取って旅の本を読みながらガンジス川に思いを馳せてみようと考えています。

そんな暇で不運な中年リーマンにオススメ旅本ノンフィクション編を紹介します。

全東洋街道(上・下) 藤原新也著


旅が好きな人にもそうでない人にもオススメな本。藤原新也の放浪記の中でももっとも旅心を揺さぶられる傑作だと思う。四半世紀も前の話なので、今となっては彼のような旅をすることはできないが、そのノスタルジアの片鱗でも見たくてきっと読みながらケツの穴がムズムズしてくるだろう。90年代旅行人のバイブル。





旅をする木 星野道夫著


動物写真家の故・星野道夫さんのエッセイ。アラスカという極限の大地の中で彼の動物を愛するストレートな言葉が一滴の潤いのように感じられる、そんな作品。かれこれ15年前にアジアの旅先で旅行者から譲り受け、何度も読み返しては遠いアラスカという大地とそこに生きる星野道夫さんという人物に思いを馳せた頃が懐かしい。

旅をする木 (文春文庫)
星野 道夫
文藝春秋
1999-03


あわせてどうぞ。
ノーザンライツ (新潮文庫)
星野 道夫
新潮社
2000-02-29



垂直の記憶 山野井泰史著


世界的に有名なクライマー山野井泰史さんがギャチュンカンに挑んだ記録。それまでクライマーの世界を全く知らなかった私にとってはこんな世界があるのかと衝撃的だった。誰かと競うでもなく、なにか報酬があるわけでもなく、舞台は大自然。絶対にかなわない相手に命をかけて挑むことに何の意味があるのか?理解はできないかもしれないが、その片鱗を見たい衝動に駆られた一冊。

垂直の記憶―岩と雪の7章
山野井 泰史
山と溪谷社
2004-03-01


あわせてどうぞ
凍 (新潮文庫)
沢木 耕太郎
新潮社
2008-10-28



番外






泥臭く、青臭いおっさんたちが人生を山にかける物語。自分が本当にやりたかったことは何なのか?と沸々とエネルギーが沸いてくる。

深い河 (講談社文庫)
遠藤 周作
講談社
1996-06-13


学生時代、インドに行こうと思ったきっかけになった小説。嗚呼、母なるガンジス川よw。

青年は荒野をめざす (文春文庫)
五木 寛之
文藝春秋
2008-05-09


音楽とセックスと旅と。自由のきかない時代に生きる青年が駆け抜ける姿。この時代に不自由な旅がしたかった。