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インドア放浪癖Webディレクターの備忘録。

カテゴリ:Travel

Larung Gar Gompa

中国は東チベット。標高4,300mに位置する天空の大僧院「ラルンガルゴンパ」にいってきた。

数年前までは外国人が立ち入ることが許されていなかった。それが解禁からは中国内外から旅行客が増え、インターネッツの旅サイトなどでもよく見かける。それにまんまとつられた『深夜特急』世代の中年サラリーマンが私。


2015年9月。中国に行くのは13年ぶり。成都はその時も立ち寄った街だ。麻婆豆腐発祥の「陳麻婆豆腐」本店の麻婆豆腐が辛すぎて味がしなかったことと、バス停隣の屋台が美味すぎて毎日通ったことくらいしか覚えてない。バックパッカーにとっては食うことしかやることのない街だった。

成田から上海経由で成都へ降り立ち、バスでネオンのきらびやかな街の中心地へと向かった。

成都の宿は、「交通飯店」に隣接する熊猫夫人国际青年旅舍(Chengdu Mrs Panda Hostel)。シルバーウィーク真っ最中で日本からの予約で満室とのこと。「ドミでいいよ」と言うと、交通飯店のシングルルームに案内された。

成都を拠点とする旅行先は、世界遺産の九寨溝が有名だが、ラルンガルゴンパ目的にくる旅行者が急増しているそうだ。そのせいか、翌日のラルンガルゴンパ行きバスを予約しようとすると、2日先まで満席だという。

さて、どうしたものか……


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百聞は一見に如かず。

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こいつがOUKYのTシャツ。
何の変哲もない無地のTシャツ。
だがしかし、絶妙なんです、コレ。

OUKYのTシャツのイイところ。

1枚で着てもサマになるサイズ感と表情


アジア人体型に合った絶妙なサイズ感。そして、ヴィンテージウォッシュのクタッとした表情。コレに尽きます。ピチピチでもなく、ダボダボでもなく、ちょうどイイ身幅にちょうどイイ丈。それだけだとHANESのTシャツも変わらないけど、ヴィンテージウォッシュした素材感がサイズ感とマッチして絶妙なハーモニーを醸し出します。

特に襟周りの開き具合と裾の切り口がよろしい!
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意外と作りがしっかりしてる


タイで作ってるの?粗悪品じゃないの?というのはひと昔前の話。このTシャツは生地も製法もしっかりしている。
ただし、必ずビンテージウォッシュ(250バーツ)の方を選ぶこと。90バーツの方は生地がぺらぺらでチクビが透けて見えるのでチクビ自慢の方以外はご注意を。

安い


1枚、250バーツだが、4枚で800バーツ(1枚200バーツ)になる。さらに10枚だと1700バーツ(1枚170バーツ)とまとめて買うとおトク設定になっている。


タイに行くことがあったらチェックしてみてください。

アクセス


プラティナムモールは、1つの巨大なビルに衣料品の店が何千店と入っており、とにかくバカみたいに広いので場所は事前にチェックすることをオススメする。

プラティナムモール(Platinum Mall)
住所: Ratchathewi, จังหวัด กรุงเทพมหานคร
BTSのチットロム駅から歩くか、タクシーの運ちゃんに「プラティナム」と伝えれば100%知っている。


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目的のOUKYは、ゾーン2(3棟あるビルの中央)の4階、CAMDEN10にある。わからなかったら受付のおねーちゃんに聞くと教えてくれます。

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ついでに絶品カオマンガイを食べよう


プラティナムモールのすぐ近くには、渋谷にもチェーン店を出店した「ピンクのカオマンガイ」のお店と密かに人気の「緑のカオマンガイ」の店がある。

こっちはピンクのカオマンガイ。
ピンクのカオマンガイ


こっちが緑のカオマンガイ。
緑のカオマンガイ


どっちも鶏肉とお米がふっくらしててウマい!昼時には待ち行列ができるくらい混雑するが、ゆえに回転の速さが一番の旨さの秘訣ではないかと思う。
行き方とかは、ここhttp://www.bangkoknavi.com/food/399/に詳しく載ってます。
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uemuranaomi


植村直己
冒険家
世界初五大陸最高峰登頂者
北極点単独行
日本人初のナショナルジオグラフィック表紙を飾る

「植村直己」と聞いて最初に思うのは、羨望だ。
彼しか見なかった風景の片鱗を見てみたいとしばしば思うが、いまの時代を生きる僕らでは決して見ることはできない。
彼の文章を読むと、その風景をぼんやりと妄想することはできるのだが、自分の妄想が彼の現実に到底かなわないこともまた想像に難しくない。

いまはなき人類未踏の地への大冒険活劇

彼に背中を押されて旅だった人も少なくないのも確かだろう。
「男の浪漫」というと陳腐だけど、今の時代もそういう人をみるとワクワクする。

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はじめてネパールに行ったのは1999年、いまから15年前の事だ。
当時学生だった僕は、初めてのインド旅行に疲れきっていたが、ネパールはそんな心身を癒してくれるオアシスのような場所だった。

次に訪れたのは4年後。バックパッカーだった僕は時間の許す限りヒマラヤ山中を徘徊し、その険しさと美しさ、人の暖かさに触れた。

ネパールは多くの旅人を魅了する国であることに疑いの余地はない。

再び楽園の光を取り戻し、多くの旅人で賑わうことを願ってやまない。


駄菓子屋で店番。標高の高いカトマンズは日差しが強い。
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古都バクタプル。燃えるような赤の中で涼しい顔をした少女。
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山の民。この笑顔に心から癒された。
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バンコクのカオマンガイ店といえば渋谷にも進出したピンクカオマンガイが有名だが、大都会バンコクにはまだまだ名店があるはずである。ということで、バンコクナビで紹介されていたトンローにあるブーン トン キアットのカオマンガイを食ってきた。

さっそくそのカオマンガイの全貌。
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メニューには「シンガポールチキンライス」と書かれているが、中華系の店だからでどこから見てもカオマンガイだ、と思っていたら、、、ち、違う。鶏肉にはほのかに甘い味付けがされていてそのまま食っても旨い。

また、普通のカオマンガイだと、辛いつけダレをかけるのがスタンダードだが、ここでは好みに合わせてたくさんのタレが用意されている。



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カオマンガイ

このカオマンガイに惚れました。
ちょうどいい甘さのふっくらしたゴハンの上に、これまたツヤツヤふっくらの蒸鶏。備え付けのきゅうりも水々しく、ピリッと辛いタレの箸休めに良し。ここまでバランスのとれたカオマンガイは味わったことがない。東京に逆輸入されるほど有名なピンクカオマンガイよりも総合評価は2階級に上です。個人的には。


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バンコクに行ったらお試しあれ。
バンコクでカオマンカイを食うならココだ!個人的偏執的ミーハー的ランキングを勝手に発表。

プラトゥナームの通称ピンクカオマンカイ


渋谷に出店したことでも日本人に一躍有名になったカオマンカイ店。

味:めちゃうまい
値段:良し(40B=120円)
総評:えっ!チップ取るの?

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鶏肉のふっくら感。米のほかほか感。さすがに有名店だけあって屋台のカオマンカイとは一味ちがう。昼時にはバンコク民と観光客(=日本人)で長蛇の列ができるので、11時までがオススメ。



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ブログネタ
GWに撮った思い出の一枚を見せてください! に参加中!
今月のブルータスの特集になんだか生暖かいイイ文章があったので模写ついでに書いておく。

誰もが、遠い彼の地へと想いを寄せているはずだ。
圧倒的な自然の力を目の当たりにし、心を奪われる瞬間を。
その場所は一生に一度しかたどり着けない場所かもしれない。
が、心に憧れの場所を持つだけで、日々は充実したものになる。
そしていつの日にか希望の地に立ち、その場所を包む空気を、
その場所を彩る陽光を、その場所を賑やかす音を体で感じた時、
知識として胸に抱えていた旅は、今ここにいる自分だけの旅となる。

ずっと憧れている旅を持とう。一生自慢できる旅をしよう。
一世一代の旅へ。





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少し前に「神々しい」と局所的に話題になったタイのクーハーカルハット宮殿。(元ネタのTRAVEL HACKさん?)たまたまタイまでの格安航空券が手に入ったので週末アジアに行ってきた。

行くまでは、正直、タイなんてどこも手垢にまみれて感動なんてものはないものだと期待してなかった。逆にそれがよかったのか、心が洗われるようなとても素敵な場所だった。

ただ難点は、行き方がよくわからない。インターネッツで調べてもなかなか出てこなかったので書いておくことにする。庶民派旅行人の方でタイに行く機会がある方はぜひ。

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Photo via TRANSIT

2013年6月号のTRANSITはアルゼンチン特集。南米のパリと呼ばれるブエノスアイレスの印象が強いのだろうか。遠く遠く地球の裏側のこの国はお伽話の中を想うような掴みどころのない憧れがある。

私の中のアルゼンチンと言えば、

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