NOWHERE / NOW HERE

インドア放浪癖Webディレクターの備忘録。

カテゴリ:よもやま話

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロできるソファが欲しかった。
先代はカリモク60のKチェアを使ってたのだが、これじゃ週末にゴロゴロできない。



引っ越して部屋が少し広くなったのを機会に買い換えることにした。
買ったのは同じくカリモク60のロビーチェア3シーター。

カリモク60ロビーチェア

写真は先日買った型落ちのRX100で撮ったのだが、フィルタ一つでこんなんもできるんだあ、と思った写真。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

Sony RX100

ちっちゃ!

ふと、コンデジが欲しいな、という粗雑な欲望が降って湧いてきた。
半分置き物と化しているFujifilmのミラーレスX-E1は、正直持ち歩くのが面倒くさい。ちょっとぶらっと吉祥寺にSajiro Cafeのカレーを食べに行き、井の頭公園を流して帰るときなどにはその存在感が大変不適切なのである。

さて、ではコンデジはなにを買うべきか?

画質はこだわる方なのでイメージセンサーAPSなんちゃらがよくて、レンズは昭和の男らしく広角単焦点一筋。やはりここは我がメイド・イン・ジャパンの老舗の技術を集結した名機しかないのだ!ドンッ。となると、リコーGRかコンタックス、外来ものだがライカも選択肢に……

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

Aセット490円也

梅雨の雨空の中、新居探しに三鷹にやってきた。
インドの客引きくらい怪しい空模様だったが、インドのリキシャワーラーくらいの楽観思考で自転車で来たものの、案の定雨に振られた。

雨宿りついでに入った駅前のオサレ風カフェがなんとも郷愁と言うか、加齢臭と言うか、加勢大周のような雰囲気で満たされていてしみじみよかったのだ。

そこはオサレカフェに分類されるところだか、朝から初老のポロシャツじいさんがビールを飲みながらスポーツ新聞を眺めている。その横では地元の商店街の今後について円卓を囲んで喫茶店会議が盛大に開催され、またその隣では三鷹マダムが少々ヒステリック気味に日々の不満を発散している。

39歳の昭和のおじさんになった自分には、なんだか奇妙に心地よい庶民空間だったのであった。
このエントリーをはてなブックマークに追加

araya_sportif

38歳になってチャリンコが楽しい。高校の頃、片道10キロの山越えの道を毎日漕いでいた頃には味わえなかった楽しさがある。少し良いチャリンコで、先ゆくママチャリ軍団をハラリと交わし、高円寺あたりの喫茶店にコーヒーを飲みに出掛ける。これが楽しい。電車でいくよりはるかに楽しい。中年チャリンコは楽しいのだ。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加

大滝詠一さんの「Naiagara Moon」が好きだ。
はっぴいえんどの「風街ろまん」が好きだ。
キャロル・キングの「Tapestory」も大好きだ。

12月の雨の日

作詞:松本隆/作曲:大滝詠一


1971年の曲。出会いは僕が大学生の頃、と遅かったがなんてかっこいい曲なんだと思った。今でも一番好きな曲の一つだ。

三文ソング

作詞/作曲:大滝詠一


20代にバックパッカーで旅してた頃、Niagara Moonを聞きながら異国の車窓をぼんやり眺めると退屈な風景もビビッドに感じられた。中でも三文ソングは旅の思い出が詰まった曲だ。

So Far Away



大滝詠一さんの訃報を聞いて。


Niagara Moon 30th Anniversary Edition
大滝詠一
ソニーミュージックエンタテインメント
2005-03-21


風街ろまん
はっぴいえんど
ポニーキャニオン
2009-02-18


Tapestry
Carole King
Epic Europe
2010-10-19

このエントリーをはてなブックマークに追加

金で済むことじゃないか。

これは伊丹十三の言葉だが、私にとって心に強く残ることばである。
このことばの理屈はこうだ。

この世の中、お金で済まない問題は多い。誠意、熱意、コネなどお金の力が及ばない世の中で僕らは生きている。だからこそ、お金で解決できるのなら、お金を払ってしまえばいい。そして、本気で何かを学んだり、吸収したければ、積極的に身銭を切ろう。

なるほど、そのとおりだと納得してしまうところがある。

彼が、『マルサの女』、『ミンボーの女』という社会の影の部分に一石を投じる作品を残したからか。
それとも、彼の人生がドラマチックで、波瀾万丈で、短すぎたからなのか。
何れにしても、彼自身の存在に何らかの共感を覚えるからだろうと思う。

金で済むことじゃないか。

そのとおりだ。
続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加